こんにちは!ハンザワです。
本日は転職についての記事です。ITエンジニアが転職市場で大人気とのニュースが日経新聞電子版に載っていたので紹介致します。また、ITエンジニアが転職市場で人気の理由について考えてみました。
【2017年11月29日:追記】新卒のエンジニアが引っ張りダコとのニュースが報道されましたので、追記しました。
ニュースの概要
以下は日経新聞電子版のニュースからの抜粋です。
「えっ!? あの電気機器メーカーにお勤めなんですか! それならぜひ弊社にきませんか。」。トヨタ自動車が7月にJR南武線の駅に出した広告が話題になった。トヨタのターゲットは沿線のIT(情報技術)技術者だが、こうしたニーズはトヨタにとどまらない。民間調査では2017年1~8月に転職を決めたIT人材の5割超が異業種に移った。
ニュースによると転職市場では現在、ITエンジニアの引き抜き争いになっているらしい。転職者の5割超が異業種に転職していることから、ITエンジニアはどこの業界でも重宝されており、非常に潰しが効く人材だということがわかる。
ITエンジニアが転職市場で大人気の理由
どうして、ITエンジニアがこれほど転職市場で人気なのでしょうか。理由を2つ考えてみました。
理由① ITを活用する会社が増えており、IT市場が拡大・成長している
昨今はどこの業界でも「事業拡大」のために、ITの活用が進められています。また「事業の効率化」や「人手不足への対応」のためにITを活用する会社もどんどん増えてきています。
会社のIT活用が増加する中で、現状のITエンジニアだけでは対応できない会社が増えていることが、ITエンジニアの人気に繋がっているのでしょう。今後、2020年までにIT市場の規模は約4.5倍に拡大すると予想されており、ITエンジニアは現在より更に重宝される可能性が高いです。
理由② 若いITエンジニアの不足
以前に比べてITエンジニアになりたい若者が減少しているらしいです。ゆとり教育で理数系の授業内容が大きく削除されたことによる「若者の理系離れ」や、ITエンジニアについての「激務でブラックなイメージ」が若いITエンジニア不足の原因と言われています。若いITエンジニアは需要に比して供給が少ないため、転職市場で人気があるというわけです。
新卒のITエンジニアが会社から引っ張りダコ
転職市場だけではなく、就職市場でもITエンジニアは企業から人気があるようです。
企業が新卒大学生をエンジニアとして採用するケースが目立っている。金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」や人工知能(AI)など、成長分野で人材を確保する狙いからだ。理系学生の認知度が低い企業や中小・ベンチャーらも、あの手この手で採用に知恵を絞っており、争奪戦が激化している。
記事によると、ITエンジニア志望の学生は多くの企業から内定をもらうことができて、断るのが大変なのだとか。うらやましい悩みに聞こえます。中には年収1,000万と新卒にしては異例の待遇を用意する場合もあるらしく、ITエンジニアの「需要」が多いことに比べて「供給」がとても少ないことがわかります。
ITエンジニアは転職すれば年収が上がる!?
前述の通り、ITエンジニアは転職市場で人気です。そのため、好条件での求人も多く、転職すれば年収が上がるケースが多いです。リクルートキャリアが2017年7月にまとめた調査によると、ITエンジニアで転職後に1割以上給料がアップした人は26.4%もいたそうです。
2019年卒の就職市場では、新卒に年収1,000万円を用意する企業もあるくらいですから、以前よりもさらに好条件のITエンジニアの求人は多いでしょう。業務量の割に給料が低いと感じているITエンジニアの人は転職の無料相談だけでも利用してみてはいかがでしょうか。WEB、IT業界に強い転職エージェントはワークポートとギークリー
です。
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最後に
ITエンジニアのように、時代の流れに合った専門的スキルを身に付けていると、転職市場で大変有利なのだと痛感しました。どこの会社でも潰しの効く人材になれれば、現在勤めている会社に依存しなくて良くなります。「就社」ではなく「就職」となるような専門的スキルを身につけることが大事と言えるでしょう。
それでは!