こんにちは!ハンザワです。
本日は資産運用についての記事です。あなたは投資する国を選ぶ際に、どのような基準を持っているでしょうか。これから成長期待の持てる国に投資したいですよね。10年後、20年後はどのような国が大きく成長しているのでしょうか。「未来年表」を見れば、投資するべき国がわかるかも知れません。
未来年表とは?
未来年表とは、その名の通り「未来に起こるであろうことが書いてある年表」です。今回は博報堂生活総合研究所(以下、生活総研)が発表している未来年表を参考にさせて頂きました。生活総研の未来年表は未来予測関連の記事やレポートから将来の予定・計画・推計などの情報を収集して作られています。
【参考】未来年表 | 生活総研
以下では、これから成長が期待できる魅力的な国を調べるため、生活総研の未来年表で、2022年、2027年、2040年、2050年の未来を調べてみました。投資に関係ありそうな予想をピックアップしています。
2022年の未来(5年先の未来)
- 中国の国内総生産(GDP)が米国を追い抜いて世界一になる(中国)
- インドの人口が世界一になる(中国を上回る)(インド)
- 団塊の世代が75歳以上(後期高齢者)になりはじめる(日本)
5年後の2022年には中国がアメリカを追い抜いて、世界一の経済大国となる予想があります。中国株式や人民元に今のうちから投資しておくと良いかも知れません。インドの人口はその中国を追い越す予想となっており、インドへの投資も魅力的かも知れません。なお、日本では団塊の世代が後期高齢者になっていく頃です。このころの日本経済は一体どうなっているのでしょうか。
2027年の未来(10年先の未来)
- 中国が国内総生産(GDP)首位の座を米国と争うようになる(中国)
- アジアで個人資産3000万ドル(約35億円)以上の超富裕層人口が、欧州を上まわる(アジア)
中国経済が米国経済を追い越すには10年先までかかるとの予想もあります。中国経済が米国経済を追い越す時期については諸説あるものの、追い越すことは確実視されているようです。アジアで富裕層が多くなるという予想もあるため、アジア各国に分散投資している投資信託の購入も良いかも知れません。
2040年の未来(23年先の未来)
- 中国の人口増加率がマイナス(0.1%)になり、人口問題が沈静化する(中国)
- インドの人口ボーナスが、このころまで持続する(インド)
- 日本の人口が「日本の将来推計人口」の低位ベースで推移し、日本の経済がマイナス成長の時代に突入する(日本)
2040年になると中国の人口減少が始まる予想となっております。この頃には、中国の今後の大きな成長期待は薄れているのかも知れません。一方、インドはまだ人口ボーナス期が持続しているとの予想です。2040年までの長期投資を考えると、インドは面白いかも知れません。なお、日本はついに経済がマイナス成長に突入してしまう予想です。
2050年の未来(33年先の未来)
- 経済大国の序列が中国、米国、インド、日本の順になる
- 人口減少国のドイツと日本が、国際社会のミドルパワーになる
33年先の2050年となると予想が難しいのか、様々な説がありました。しかし、中国、米国、インドが世界を代表する経済大国であるという予想が大半です。30年以上先を見据えた長期投資では、この3ヵ国への投資が良いのかも知れません。一方、日本・ヨーロッパについては経済が大きく減速している予想が多いです。
最後に
経済と人口に着目して「未来年表」を見てみました。長期投資する際の参考にして頂ければと思います。その他にも未来年表には面白い予想がたくさん載っていますので、時間のある時にぜひ見て下さい。なお、言うまでもないですが投資の判断は自己責任でお願い致します。
それでは!