ハンザワブログ

元銀行員が資産運用・転職・ダイエット・商品レビュー・時事ネタ等について語ります

銀行・証券会社がウェルスナビをおすすめしない理由(ロボアドバイザー)

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こんにちは!ハンザワです。
本日は資産運用についての記事です。「ネットや雑誌でウェルスナビがおすすめされているけど、銀行員・証券マン(ウーマン)におすすめされたことがない。なぜ銀行・証券会社では取り扱わないの?」と疑問に感じている人、多いのではないでしょうか。

なぜ「銀行・証券会社がウェルスナビをおすすめ・取り扱いしないのか」について理由をまとめてみました。資産運用の参考にしてください。

若い世代を中心に人気のウェルスナビ(ロボアドバイザー)

近年スマホだけで手軽に資産運用できるようになったため、資産運用の敷居が低くなってきました。

また、将来の社会保障等への不安からか、若い世代でも資産運用を行っている人が多くなっています。そのような、若い人に人気の資産運用方法の1つにロボアドバイザーがあります。

ロボアドバイザーの代表的な商品は「ウェルスナビ」ですが、下記にメリットをまとめてみました。

■ウェルスナビのメリット

  1. 資産運用の勉強をする必要がない(手間がかからない)
  2. アプリのみで手軽に資産運用ができる
  3. 手数料がわかりやすくて安い

 

メリットを見ると、確かに仕事で忙しい若者にピッタリの商品でしょう。知識がなくてもウェルスナビで資産運用を行っている人はたくさんいます。

ウェルスナビを利用する人は着実に増えている

ウェルスナビはロボアドバイザーの中でも「運用資産」「利用者数」が一番多いサービスです。2018年5月にウェルスナビは、運用資産800億円、利用者数10万口座を突破したと発表してます。

 

何ともすごい数字です。しかも、サービス開始してから2年弱でこの数字を達成したのだから勢いがあります。今後も右肩上がりで利用者が増えて行くことでしょう。

銀行・証券会社がウェルスナビをおすすめしない理由

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これだけ一般的になってきているのに、ウェルスナビは銀行・証券会社ではおすすめ・取り扱いされていません。いったいなぜでしょうか?

下記に銀行・証券会社がウェルスナビをおすすめしない理由をまとめました。

理由① 手数料が儲からない

銀行や証券会社は手数料ビジネスです。証券会社はもちろんですが、低金利の現在では銀行も同様です。

手数料の主な収入源は投資信託等の「販売手数料」であり、高い商品では3%もの手数料収入があります。

一方、ウェルスナビは販売手数料が無料(ゼロ円)の運用商品です。これではウェルスナビをおすすめしたとしても、銀行・証券会社は儲かりませんので、取り扱うわけがないですよね。

理由② 自分の仕事を奪われる

銀行・証券会社に勤めている人がウェルスナビに否定的なのは、自分の仕事が奪われるという理由もあります。

銀行員・証券マン(ウーマン)は顧客に対して「運用商品の購入をアドバイス」することを仕事にしている人がたくさんいます。

ウェルスナビでは資金さえ預けておけば、全てロボットが自動で運用商品を売買しますからね。多くの銀行員・証券マンは不要となってしまうわけです。

理由③ 類似商品が売れなくなる

実は銀行・証券会社にもウェルスナビと同じように「資金を預けるだけで、後はおまかせ」というサービスがあります。投資一任とかラップ口座とか呼ばれるものです。

ウェルスナビとの違いは「ロボットではなくファンドマネージャーが運用している」ところです。

自社の類似商品である投資一任・ラップ口座が売れなくなってしまうため、ウェルスナビをおすすめしないのです。

また、銀行・証券会社が取り扱っている投資一任・ラップ口座は手数料が高めの設定です。「ロボットよりもファンドマネージャーの運用が良い!」という人は、トラノコを選んだ方が手数料が押さえられて良いでしょう。

 

ウェルスナビは投資知識が豊富な人が利用している

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逆に言えば、個人資産の多くを預かっている銀行・証券会社でおすすめされていないのに、残高・利用者を大きく伸ばしているウェルスナビは驚異的です。

つまり、ウェルスナビは「資金を預けるだけで手間をかけず効率的な運用できる」という投資初心者向けの商品なのですが、「銀行や証券会社を利用していない人=手数料等に敏感な人」言い換えると、投資知識が豊富な人(金融リテラシーが高い人)が多く利用しているのです。

ウェルスナビは投資知識が豊富な人のお墨付きを得ている商品と言っても良いでしょう。

 

最後に

ウェルスナビは投資初心者でも投資知識が豊富な人と同じように運用できてしまいます。ウェルスナビ等の誕生で、数年前に比べると、本当に投資初心者が投資しやすい環境が整ったと感じます。

それでは!