こんにちは!ハンザワです。
JALの「どこかにマイル」の新しいサービスが2018年5月から始まりました。その名も「どこかにマイル 南の島」です。そのままのネーミングですが、目的地がどこになるかわからない「どこかにマイル」の行き先が「南の島」に限定されたものです。
少ないマイルで往復航空券が手に入る「どこかにマイル」のサービス拡張なので嬉しい限りなのですが、今回の新サービス「どこかにマイル 南の島」は発着空港が「東京・大阪」では無いため、上手な利用方法を考えなければいけません。活用方法を考えて、下記にまとめましたので、参考にしてください。
「どこかにマイル 南の島」とは
まずは「どこかにマイル 南の島」の概略を説明します。ポイントを簡単に下記の表にまとめました。
Question | Answer |
マイルと交換できるもの | 往復航空券 |
必要なマイル | 1人6,000マイル |
発着の空港 | 那覇空港もしくは鹿児島空港 |
行き先(那覇空港発) | 奄美大島、沖永良部、与論、南大東、北大東、久米島、宮古、石垣、与那国 |
行き先(鹿児島空港発) | 種子島、屋久島、喜界島、奄美大島、徳之島、沖永良部、与論 |
発着時間 | 時間帯を選択可能 |
同行者 | 最大で4人まで同時申し込みが可能 |
基本的なサービス内容としては「どこかにマイル」と同じです。違うところは、対象の路線がかなり限定されている点です。「那覇空港」もしくは「鹿児島空港」発着の全16路線しか対象ではありません。しかも行き先は全ていわゆる「離島」になります。
この限定されている感じ、かなりクセの強いサービスと言えるでしょう。
どこの離島が目的地になるかはランダム
目的地はランダムで提示された3つの候補地(最大100回まで再検索可能)から、申し込み後3日以内に決定されることになります。
ちなみに、島ごとの特色はJALのサイト(*)で詳しく紹介されているため、よく知らない離島でも旅のイメージがしやすいです。どこの離島も見どころ満載であるため、安心して申し込むことができますよ。(*)どこかにマイル検索後の「エリア情報」のページ
地元の人には嬉しいサービス
九州南部や沖縄に住んでいる人でも「離島には行ったことない」という人は、かなり多いのではないでしょうか。近いけれども行きづらい離島に行くきっかけを作るには、「どこかにマイル 南の島」はピッタリと言えるでしょう。
地元の人以外はどのように利用すればよいか
今回の「どこかにマイル 南の島」は、なかなか使い勝手が難しいサービスです。沖縄・鹿児島在住の人以外はどのように利用すれば良いのでしょうか。4パターン考えてみました。
①沖縄(那覇)・鹿児島への航空チケットを確保した状態で申し込む
あらかじめ、沖縄(那覇)もしくは鹿児島への航空チケットを確保した状態で「どこかにマイル 南の島」に申し込む方法があります。那覇もしくは鹿児島を、数日間観光した後で南の島に移動するという手もあります。
おそらく一番現実的な利用方法ではないでしょうか。ただし、那覇・鹿児島行きのフライトに多額のお金をかけてしまっては、「どこかにマイル」の魅力が薄れてしまいます。見積もりサイトで格安航空券を検索し、しっかりと比較して購入するようにしましょう。
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②鹿児島に電車で移動して利用する
鹿児島までは九州新幹線が通っています。関西からならば3~4時間で鹿児島まで到着できるため、電車(新幹線)を利用するのも手かも知れません。関東からだと流石に遠いので別の交通手段を考えた方が良いでしょう。
③鹿児島にフェリーで移動して利用する
大阪からは鹿児島まで、フェリーが出ています。夕方に出発して、朝に到着する便のみですので、フェリーの中で一泊することになります。船に強い人・体力に自信のある人は選択肢の一つとして考えてみても良いかも知れません。
ちなみに、東京から鹿児島へのフェリーの便はありません。福岡着の便はありますが、福岡からさらに移動しなければいけません。(福岡で一泊という手もありますが、それならば後述の高速バスの方が料金的にも良いでしょう。)
④鹿児島に高速バスで移動して利用する
高速バスを使用するという荒業もあります。ただし、関東・関西から直行で鹿児島に到着する高速バスはありません。いったん福岡を経由し、乗り継ぐことになります。
旅行の日程に余裕があるのであれば、福岡で一泊して観光を楽しんだ後に、鹿児島に移動するのが良いかも知れません。料金的には高速バスでの移動が安くすむでしょう。
高速バス(ウィラートラベル)に乗ったが快適になっていて驚いた
マイルを貯めるならばJALカードは必須
どこかにマイルは本当にお得なサービスだと思います。下記の記事でも紹介しましたが「どこかにマイル」を利用するためのマイルを貯めるために、JALカード作成は必須です。初回ボーナスマイルがあるので、年会費くらいはすぐに取り戻せます。
最後に
これから、夏真っ盛りのハイシーズンです。一度は「どこかにマイル 南の島」を利用して、南の離島に行ってみたいものです。暑い季節に暑い場所に行くのは最高ですよね。
それでは!