こんにちは!ハンザワです。
本日は節約に関しての記事です。一生で一番大きな買い物になる人が多いと言われているマイホーム。「子どもの教育費資金が先、住宅購入は後」とか「老後の資金が先、住宅購入は後」と考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてください。あなたの常識・考え方が変わるかも知れませんよ。
- 住宅購入で生活費節約になる?
- 平均の毎月の家賃は?
- 平均の毎月の住宅ローン支払い金額は?
- 住宅を購入することは、毎月の支出を減らせる可能性がある
- さらに住宅ローンには節税効果がある
- 教育・老後資金を貯めるために、むしろ家を購入するという選択肢
- 住宅ローンを検討するならば一括審査を忘れずに
- 最後に
住宅購入で生活費節約になる?
「お金がないから家を買えない」「住宅購入は毎月の支出が増える」と考えている人、多いのではないでしょうか。しかし、本当にそうなのでしょうか。関東・関西・中京の平均家賃と平均住宅ローンを調べてみました。
平均の毎月の家賃は?
見える!賃貸経営 | LIFULL HOME'S 不動産投資のサイトに各都道府県の平均家賃が載っています。場所や間取りによって家賃に差がありますが、関東と関西の一部地域のみを下記に抜粋してみました。
2018年6月現在 | 1LDK/2K/2DK | 2LDK/3K/3DK |
埼玉県 | 7.0万円 | 8.2万円 |
千葉県 | 7.1万円 | 8.1万円 |
東京都 | 12.8万円 | 15.6万円 |
神奈川県 | 8.9万円 | 10.1万円 |
京都府 | 8.1万円 | 9.3万円 |
大阪府 | 8.1万円 | 8.9万円 |
兵庫県 | 7.3万円 | 8.2万円 |
結婚して子どもがいる世帯は「2LDK/3K/3DK」くらいの間取りの世帯に住んでいることが多いでしょう。「2LDK/3K/3DK」に住むとなると、抜粋した関東・関西の地域では、家賃を月8万円以上支払うことになります。家賃にかなりの金額を支払っている人が多いことがわかります。
平均の毎月の住宅ローン支払い金額は?
毎月の住宅ローン支払い額は「物件の価格」や「頭金の金額」に大きく左右されます。個人差が大きいところのため、平均値はあまり意味を成しません。そこで、返済金額毎の割合を見てみたいと思います。ローン返済額みんなの平均はいくら?「住宅購入とお金」全国実態調査 | コラム | じぶん銀行のサイトから下記に数字を抜粋しました。
毎月の返済額 | 割合 | 累計割合 |
5万円未満 | 18.8% | - |
5万円以上、7万円未満 | 25.9% | 44.7% |
7万円以上、9万円未満 | 22.7% | 67.4% |
9万円以上、11万円未満 | 16.6% | 84.0% |
11万円以上、13万円未満 | 8.3% | 92.3% |
13万円以上 | 7.7% | 100% |
毎月のローン支払金額は「5万円以上~7万円未満」が一番多く25.9%の割合を占めます。また、月の支払いが「9万円未満」の人で67.4%、「11万円未満」となると84.0%を占めます。家賃の表と見比べると、住宅を購入した方が毎月の支払額が少なくなる可能性がある気がしませんか。
住宅を購入することは、毎月の支出を減らせる可能性がある
もちろん物件によりますが、住宅ローンを組んで住宅を購入することで、毎月の支出が「住宅ローン返済>賃貸で支払う家賃」となる人は多くいます。カッコ良く言うと、家を買うことで家庭のキャッシュフローを改善させることができます。住宅購入という手段は、月々の自由なお金を産み出すために、検討するべき有効な方法の一つなのです。
さらに住宅ローンには節税効果がある
住宅ローン返済には、賃貸よりもさらに資金的に有利になる要素があります。それが「住宅ローン控除(減税)」です。言葉だけ聞いたことある人はたくさんいるでしょう。
簡単に内容を説明すると「住宅ローンを借りてから10年間は所得税・住民税が安くなる制度」です。どれだけ税金が安くなるかは住宅ローンの金額や年収によって違いますが、だいたいの目安を知るための具体例が住宅ローン控除って、実際いくら戻ってくるの? | スーモジャーナル - 住まい・暮らしのニュース・コラムサイトに載っています。
モデルケースだと、年収400万円で年間約17万円、年収600万円で年間約29万円も節税できることになります。こんなに節税できるのならば、その分を「老後資金」や「教育資金」に充てることができますよね。(もちろん住宅ローンを繰り上げ返済して毎月の返済額を減額(もしくは返済期間を短縮)するのも良いでしょう。)
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教育・老後資金を貯めるために、むしろ家を購入するという選択肢
「教育資金・老後資金が心配だから家を買えない」というのは、むしろ逆なのです。前述の通り、家を購入することで逆に毎月の資金繰りに余裕ができるケースも多いので「お金がない」ことを理由に諦めるのではなく、「将来の資金を蓄えるため」にも一度住宅購入を検討してみるべきでしょう。
住宅ローンを検討するならば一括審査を忘れずに
「検討してみるべき」と言いましたが、まずは住宅ローンが組めなければ話になりません。そのため、自分が本当に住宅ローンを借りられるのか、調べてみる必要があります。
不動産屋や銀行に足を運んで住宅ローン仮審査を申し込んでみるのも手ですが、審査に通る金融機関を探す時間がもったいないので「住宅本舗の無料相談サービス」を利用するのがおすすめです。
ネットからの申し込みのため、手間は最小限ですし、具体的な物件が決まっていなくても相談にのってくれます。普段は誰にも聞くことができない「住宅ローンに受かるか不安」といったような内容でも相談にのってくれます。
最後に
日本での持ち家比率は7~8割です。若い人は寮や賃貸に住んでいる人が多いことを考えると驚異的な数字だと思います。日本の「持ち家有利」な状況がそうさせるのです。最近では「一生賃貸」を考えている人も増えていますが、ぜひ一度住宅を購入した場合の支出としっかり比較するべきでしょう。
それでは!