こんにちは!ハンザワです。
本日は資産運用についての記事です。ハンザワの大好きな日本株投資信託(アクティブファンド)を紹介します。その名もJPMザ・ジャパン(昔はJFザ・ジャパンという名称でした)です。
- あなたは日本株にどれだけ投資していますか
- インデックスでの日本株への投資はイマイチかも
- 日本株のアクティブファンドへの投資という選択肢
- JPMザジャパンとは
- JPMザ・ジャパンの運用実績
- JPMザ・ジャパンの組み入れ銘柄紹介
- JPMザ・ジャパンとの出会い・ファンになった理由
- 日本株のポートフォリオに一部組み入れてみては
- インデックスファンドに退屈している人にもおすすめ
- 最後に
あなたは日本株にどれだけ投資していますか
ネット証券の発達や、NISA、DC、iDeCo(イデコ)の広まり、ウェルスナビ 等の低コストのロボアドバイザーの登場、好調な相場環境も手伝って、以前よりも資産運用を行っている人が多くなってきました。しかし、以前に比べて投資家のポートフォリオに占める日本株の割合は少なくなってきていると思います。
おそらく、外国株への投資割合の方が日本株への投資割合より大きいという人の方が多いでしょう。中には、日本株には一切投資していないという人もいるのではないでしょうか。
インデックスでの日本株への投資はイマイチかも
インデックスファンドでの日本株への投資を避ける気持ちはわかります。人口減少や高齢化により、日本の未来はけっして明るくありません。そのような国のインデックス(市場平均)に投資することは勇気がいることなのかも知れません。
日本株のアクティブファンドへの投資という選択肢
日本株のインデックスファンドは確かに期待薄かも知れません。しかし、日本には魅力的な企業がたくさんあることも事実です。日本株を投資対象から全く外してしまうのは、もったいないでしょう。また、日本株は海外株式と違い「為替リスクのない投資対象」であることも魅力であり、海外資産との分散投資にはピッタリです。
そこで、日本株のアクティブファンドへの投資を考えてみてはいかがでしょうか。個別株と違い、アクティブファンドならば購入・投資も容易です。
今回紹介するJPMザ・ジャパンは日本株インデックスファンドよりも、大きく成果を上げている投資信託です。
JPMザジャパンとは
JPMザ・ジャパンは有名な投資銀行であるJPモルガンが運用する日本株投資信託(アクティブファンド)です。JPMザ・ジャパンの投資方針を簡単に以下にまとめました。
JPMザ・ジャパンが投資する銘柄
- 利益成長性が高い企業
- 株主を重視した経営を行っている企業
- 上記2つの状況を市場が株価に織り込んでいない企業(割安株)
投資する銘柄の選定は、ボトムアップ・アプローチ方式で行っています。ボトムアップ・アプローチとは、個別の企業を調査・分析して銘柄の選定を行うものです。個別企業の調査・分析には多大な時間と労力を費やすため、個人にはなかなかできません。
ファンドが代わりに企業を調査・分析してくれて、銘柄を選定してくれることが、アクティブファンド最大のメリットと言って良いでしょう。
JPMザ・ジャパンの運用実績
JPMザ・ジャパン | TOPIX | |
1ヶ月 | +9.1% | +5.4% |
3ヶ月 | +16.4% | +10.0% |
6ヶ月 | +27.5% | +16.4% |
1年 | +46.9% | +29.4% |
3年 | +44.4% | +40.9% |
設定来 (1999年12月~) |
+531.2% | +46.7% |
上記が2017年10月末時点での、ベンチマークであるTOPIX(配当込み)とJPMザ・ジャパンの値動きを比較したものです。JPMザ・ジャパンは素晴らしい運用実績です。ベンチマークであるTOPIXが1999年12月からの約8年間で46.7%しか上昇していないのに、JPMザ・ジャパンは531.2%も上昇しています。
過去実績を見るとJPMザ・ジャパンのファンドマネージャーは、とても運用が上手いことがわかります。
JPMザ・ジャパンの組み入れ銘柄紹介
2017年10月末時点でJPMザ・ジャパンは53銘柄に投資しています。広く分散せずに、選び抜いた少数精鋭の銘柄に投資していることは好感が持てます。以下では2017年10月末時点での組入上位10銘柄を並べてみました。
- ペプチドリーム
- アルバック
- ローム
- 任天堂
- 古河電気工業
- トクヤマ
- SUMCO
- 東京都競馬
- インベスターズクラウド
- メガチップス
組入上位10銘柄の顔ぶれを見ると、いかにJPMザ・ジャパンが特徴的なファンドか理解して頂けたと思います。こんなに攻めているファンドはなかなかありません。JPモルガンの自信のあらわれだと思います。JPMザ・ジャパンは「大型株の有名どころに投資しているだけのアクティブファンド」とは違います。
以下はハンザワがJPMザ・ジャパンのファンになった理由です。
JPMザ・ジャパンとの出会い・ファンになった理由
ハンザワがJPMザ・ジャパン(当時はJFザ・ジャパン)を知ったのは2011年のことです。当時は米国株や新興国株がリーマンショック以前の水準まで戻っていた中、日本株だけが大きく出遅れていました。日経平均株価は、まだ1万円を割れていた時期です。
日本株がそのような状況の中「既にリーマンショック前の水準に戻している投資信託がある」と証券会社に勤めている友人から情報を入手しました。その投資信託こそが「JPMザ・ジャパン」でした。
当時の基準価格は約2万円。初めて見たときはビックリしました。こんなアクティブファンドがあるのかと。いや、この「全体が下がっている時に上昇していること」こそがインデックスファンドにはない、アクティブファンドのメリット・魅力なのだと痛感しました。
詳しく調べているうちに、当時の運用レポートを見て驚愕したのを覚えています。何とスカイマークの組入比率が10%を超えていたのです。当時のスカイマークは確かに勢いがありました。しかし、スカイマークへの投資比率を大胆にも10%以上にする投資信託があるなんて…。
当時はこれほど大きくスカイマークに投資していたにもかかわらず、スカイマークが民事再生(破産)する前にキレイに売り抜けています。
長くなりましたが、ハンザワがJPMザ・ジャパンのファンになった理由を簡単にまとめると下記です。
JPMザ・ジャパンのファンになった理由:
積極的な銘柄の組み替えと、少ない銘柄への集中投資(アクティブファンドの真髄!)+輝かしい実績が裏付ける信頼感
日本株のポートフォリオに一部組み入れてみては
JPMザ・ジャパンのファンになったハンザワは、資産運用のポートフォリオにJPMザ・ジャパンを組み入れています。「為替リスクがなく値上がり期待があるもの」をポートフォリオにある程度組み入れておきたいからです。
「為替リスク」がなくて、値上がり期待がもてる投資商品が自分のポートフォリオに不足していると感じている人は、JPMザ・ジャパンへの投資をおすすめします。
JPMザ・ジャパンはネット証券大手の SBI証券 、 楽天証券 、 マネックス証券 で購入できます。
インデックスファンドに退屈している人にもおすすめ
アクティブファンドは以前は購入する人が多くて勢いがあったのですが、最近は影を潜めています。今は手数料が安いインデックスファンドへの投資が流行しています。(ハンザワもポートフォリオの大半はインデックスファンドです。)
しかし、ハンザワはアクティブファンドが好きです。インデックスファンドへの投資は正直退屈です。一方、アクティブファンドへの投資は面白味があります。値動きを見るのも楽しいです。インデックスファンドへの投資に退屈している人も、JPMザ・ジャパンを検討してみてはいかがでしょうか。
最後に
魅力的なアクティブファンドを探すのは楽しいです。特にJPMザ・ジャパンのようなパフォーマンスを残しているアクティブファンドを発見したときは、お宝を発見したような気分になります。今後も魅力的なアクティブファンドを探して、投資していきたいと思います。
それでは!