こんにちは!ハンザワです。
本日は商品レビューの記事です。バンドエイドの新しい形である「キズパワーパッド」についてメリット・デメリットを紹介します。実際に使用してみてわかったのですが、キズパワーパッドは昔の絆創膏(ばんそうこう)では考えられない優れものです。
ヤケド・ひび割れ・アカギレなど何かとケガが多い主婦や、ケガの絶えない小さな子どものためにも、家庭で常備しておくことをおすすめします。
- 昔のケガの治療方法は間違っている
- 「かさぶたを作って治す」は古い!デメリットだらけ
- キズパワーパッドとは
- キズパワーパッドのメリット
- キズパワーパッドにデメリットはあるのか
- キズパワーパッドを使用する際の注意点
- キズパワーパッドの大きさはどれを選んだら良いか
- 最後に
昔のケガの治療方法は間違っている
まずは「キズパワーパッドの存在は知っているけど、そんなものは必要ない」とか「絆創膏(バンドエイド)で充分」と考えている人に言いたいのですが、あなたの傷の治し方はおそらく間違っています。
上記のように考えている人は、まずは考え方を改める必要があります。昔ながらの傷の治し方は、今では「古い」です。次はその理由について説明します。
「かさぶたを作って治す」は古い!デメリットだらけ
医学が進歩するにつれて新たな発見が生まれるため、常識も変わっていきます。昔はスリ傷ができた時は「消毒した後に絆創膏」が定番でした。しかし、この方法はデメリットだらけなのです。
デメリット① 傷の治りが遅い(再出血の可能性もあり)
消毒した後に絆創膏を貼るという昔ながらの手当てだと「瘡蓋(かさぶた)」ができます。かさぶたは傷の治りを遅くしてしまう原因となってしまいます。間接部分を怪我した時は、曲げ伸ばしの際に亀裂が入ったり割れてしまうこともあります。
また、かさぶたが出来ると「かゆみ」が出てくるため、引っ掻いてしまうこともあります。そのため、傷口からまた血が出てくることも珍しくありません。結果として、完治するまで相当の時間を費やすことになります。
デメリット② 傷跡(ケロイド)が残る
傷口が完全に完治して、かさぶたを取った後に、傷跡が残ってしまった人は多いのではないでしょうか。特に大きなスリ傷になると、目立つ傷跡が一生残ってしまうことになります。
上記のようなデメリットを解消してくれる、新しい傷の治し方が「キズパワーパッド」を使用することで可能になるのです。
キズパワーパッドとは
キズパワーパッドは一言で言うと「モイストヒーリング(湿潤療法)ができるバンドエイド」です。従来の絆創膏と違って、傷の保護だけではなく「ヒーリング(治療)」までできてしまうのです。
モイストヒーリングを簡単に説明すると「傷口の潤いを保ち、自然治癒力を高めて治す治療方法」です。モイストヒーリングを利用することで、人間の体液に含まれる再生機能を充分に発揮することができるのです。
ちなみに、モイストヒーリングに対して、従来の「傷口を乾燥させる→かさぶたができる→かさぶたを剥がす治療方法」はドライヒーリングと呼ばれます。
キズパワーパッドのメリット
以下ではキズパワーパッドのメリットを6つ挙げました。傷の治療にキズパワーパッドを使用することは、メリットだらけです。
メリット① 傷跡を残さず、キレイに傷を治せる
キズパワーパッドで傷を治せば、傷跡の残りやすい「かさぶた」を作ることなく、キレイに治癒することができます。傷跡が気になる場所をケガしたら、キズパワーパッドを使用するようにしましょう。
メリット② 傷の痛みが和らぐ
水で傷を洗うと、シミて痛いと感じた経験は誰にでもあるでしょう。少し難しい話になりますが「傷口の水分量が変化するとき」に人は痛みを感じます。つまり、保湿してやれば、痛みが和らぐのです。
どうしても傷口が乾燥することを防げない従来の絆創膏よりも、保湿効果のあるキズパワーパッドを使用した方が傷の痛みを防ぐことができます。
メリット③ 傷が早く治る
皮膚が再生するために適した環境を作り出してくれるため、キズパワーパッドを使用すれば傷が早く治ります。具体的に言うと「傷を治す効果がある体液が、乾燥してかさぶたになってしまうことを防いでくれる」のです。
メリット④ 防菌性に優れている
防菌性があるため、キズパワーパッドは傷をバイ菌から守ってくれます。傷口を衛生的に保つことができるため、化膿してしまう可能性が大きく減ります。従来の絆創膏には防菌機能はないため、大きなメリットと言えるでしょう。
メリット⑤ 水に強く剥がれにくい
キズパワーパッドは完全防水の素材でできているため、水で濡らしても剥がれにくいです。また、キズパワーパッドを付けたままお風呂に入ったとしても、水が染みてきて、痛さを感じることもありません。そのくらい防水性に優れています。
メリット⑥ 「全ての部分」で傷が覆える
普通の絆創膏は「傷を覆う部分」と「皮膚にくっつけるためのテープの部分」に別れていますが、キズパワーパッドは違います。全体が粘着性のあるパッドになっているため、キズパワーパットの全ての部分で傷を覆うことが可能です。
キズパワーパッドにデメリットはあるのか
ケガの治癒に関してはキズパワーパッドに欠点はありません。従来の絆創膏に比べると値段が若干高いのが唯一のデメリットでしょう。
Amazonや楽天で購入すると定価より安く手に入りますので、まとめ買いしておきましょう。緊急時以外はネットで購入することをおすすめします。
キズパワーパッドを使用する際の注意点
念のために使用する際の注意点をあげておきますが、キズパワーパッドを貼る前には、傷口をしっかりと洗って消毒するようにしましょう。異物や菌が傷口に残っているまま使用してしまうと化膿の原因になってしまいます。ケガをしたからといって、あわてて貼らないようにしましょう。
キズパワーパッドの大きさはどれを選んだら良いか
キズパワーパッドには様々な大きさ・タイプがあります。それぞれの主な用途について下記で説明します。できれば、異なるタイプの怪我に備えて、数種類の大きさを家庭に常備しておきたいところです。
①ふつうサイズ
「ふつうサイズ」は一般的な絆創膏と同じくらいのサイズです。ちょっとした傷に使い勝手が良く、特に手や指のケガでの使用に向いています。家事で手・指をケガすることが多い人は常備しておくと良いでしょう。
②大きめサイズ
「大きめサイズ」は普通の絆創膏よりも一回り大きいサイズです。大抵の傷は「大きめサイズ」ですっぽり覆えます。一番汎用性が高く、我が家では使用頻度の高いキズパワーパッドです。ぜひ常備しておくことをおすすめします。特に膝小僧等のスリ傷に適しており、小さな子どものいる家庭では重宝するでしょう。
③スポットタイプ
ふつうサイズよりも小さなキズパワーパッドが「スポットタイプ」です。小さなキリ傷にジャストフィットします。小さな傷が絶えない子ども用にストックしておくのも良いでしょう。
④ジャンボサイズ
かなり大きなキズパワーパッドが「ジャンボサイズ」です。大抵の傷は「大きめサイズ」で対応可能なため、それほど使用頻度は高くないでしょう。なお、ジャンボサイズを購入して、傷の大きさに合わせて切って使用している人もいます。(公式ではカットしての使用は推奨されていませんが)
⑤指用
「指巻用」と「指関節用」が3枚ずつ入ったタイプです。「ふつうサイズ」を購入しておけば応用が効きますが、指のひび割れ・アカギレで絆創膏を使用する頻度が高いという人は、購入しておいても良いでしょう。
⑥ひじ・ひざ用
ひじ・ひざの関節に貼っても剥がれにくいように改良されたタイプです。「大きめサイズ」で対応可能なため、わざわざ「ひじ・ひざ用」を購入する必要は少ないと思いますが、関節に貼った際の「剥がれやすさ」が気になる人は試してみると良いでしょう。
⑦靴ずれ用
靴ずれを治癒するのに特化したタイプです。確かに靴ずれができる箇所(かかと)にジャストフィットしますが「ふつうサイズ」「大きめサイズ」で代用可能です。キズパワーパットの主な用途が「靴ずれ」の人以外は用意しておかなくても問題ないでしょう。
最後に
初めてキズパワーパッドを使用したときは、医学の進化を感じました。キズパワーパッドはおそらく今後の絆創膏の主流となることでしょう。一回使用すると、もう昔の絆創膏には戻れませんよ。
それでは!