こんにちは!ハンザワです。
本日は商品レビューの記事です。喋った言葉をそのまま翻訳してくれる「夢の翻訳機」であるポケトークを実際に使用してみました。外国語が苦手な人は、ぜひ参考にしてください。【最終更新日:2018年11月】
- 結論:海外出張に使ってみたポケトークの感想
- ポケトークとは
- ポケトークを利用することになったきっかけ
- 実際にポケトークで英語、中国語、タイ語、インドネシア語で体験してみた
- ポケトークを体験してみた感想・ポイント
- ポケトークは専用のグローバルSIMはセットで申し込むべき
- ポケトークを購入するなら公式サイトがお得
- ポケトークを海外旅行中だけレンタルすることも可能
- 最後に
結論:海外出張に使ってみたポケトークの感想
最初にポケトークを使ってみた感想を一言で伝えておきます。
ポケトークの感想
→快適で便利。1台あれば、海外旅行には困らない
1年のうち100日は海外出張に行っているハンザワが言うのだから間違いありません(笑)。ポケトークを実際に使用してみて、翻訳機の進化を感じました。
ポケトークとは
ポケトーク(POCKE TALK)は、外国語が話せなくても日本語を使ってネイティブと会話ができる、小型の「通訳」デバイスです。機械に向けて話すと、通訳のように翻訳してくれます。
通訳できる言語は英語、中国語、韓国語、フランス語等の、50以上の言語です。また、一方通行の通訳ではなく、双方向のコミュニケーションができます。
英語を初めとする外国語が苦手な人にとっては、まさに夢のような機械なのです。
ポケトークを利用することになったきっかけ
ハンザワは海外子会社の経理・財務を統括する仕事をしています。そのため、海外出張に行って、現地社員(ネイティブ)とコミュニケーションをとる機会が多いです。
今まではどこの国に出張に行っても、何となく英語で会話していたのですが、タイの現地経理担当者が「タイ語しか話せないタイ人」に代わってしまったのです。
仕事の内容については何とか英語メールでやり取りしていたのですが、顔合わせ(コミュニケーション)のためタイへの出張が決まってしまいました。
ハンザワはさすがに、タイ語を話せません。ヒアリングも不可能です。
タイ語と日本語が話せる通訳を派遣してもらうことも考えましたが、通訳は料金が高くポケトークを購入するのと同じくらいの値段でした。
「今回の出張は重要な仕事の話はないし、顔合わせ(コミュニケーション)たけだから、ポケトークを体験してみよう」と考え、ポケトークを利用することにしたのです。
実際にポケトークで英語、中国語、タイ語、インドネシア語で体験してみた
さっそく「日本語⇔タイ語」の翻訳機能を利用して、ネイティブであるタイ現地経理担当者と会話してみたのですが、想像以上にコミュニケーションツールとして良かったです。
現地の人もポケトークに興味を持ってくれたため、話のネタにもなり助かりました(笑)。
タイ以外でもアメリカ、中国、インドネシアに出張した際に、ポケトークを試してみましたが、問題なく会話が通じました。
ポケトークを体験してみた感想・ポイント
ポイント① 基本的な会話は全く問題なし
正直ポケトークを、あなどっていました。今までの翻訳機とは比べ物にならない翻訳精度です。基本的な会話ならば、ネイティブ相手にしっかりと伝わります。
ハンザワが特に重宝したのは「中国語」への翻訳ですね。中国人は英語が苦手な人が多かったため、いつもコミュニケーションに苦労していたのですが、ポケトークでとても快適になりました。
タイ・インドネシアは以前まで英語を使ってコミュニケーションを取っていたのですが、ポケトークがあるということで今回初めてタイ語・インドネシア語での会話を試みました。
英語・中国語だけではなく、タイ語・インドネシア語で使用しても、無理なく会話ができて、長文も通じたため、利用価値はかなり高いと感じました。
ポイント② 感度の良いマイクで認識してくれる
マイクが機械の後ろについているため、感度が気になっていたのですが声を張り上げなくても、聞き取ってくれました。Googleの音声認識と同等かそれ以上の音声認識性能だと思います。
ポイント③ 翻訳速度が速い
ネット通信を行うため、翻訳速度が気になっていたのですが、予想に反して快適でした。間が大きく途切れることなく会話をすることができます。
また、わずかですが言語によって翻訳までのスピードに差を感じました。体感では「英語>中国語>>>タイ語、インドネシア語」の順番で速かったです。(それぞれの国の通信環境にもよるのかも知れませんが)
ポケトークは専用のグローバルSIMはセットで申し込むべき
ポケトークは購入時に「本体のみ(Wi-Fi通信でのみ利用可能)」もしくは「本体+グローバルSIMのセット」かを選ぶことができますが、おすすめはグローバルSIMのセットです。
Wi-Fi環境が常にあれば良いのですが、空港やレストラン等ではWi-Fiがない場所もあるでしょう。せっかくポケトークを持っていても、使用できなければ意味がないので「グローバルSIMのセット」にしておくのが良いでしょう。
値段的にも2年間使い放題で「本体料金+5,000円」であり、本体のみの値段と大きく違いません。
なお、Wi-Fi環境がある場合は、Wi-Fiに繋いだ方が翻訳スピードが速くなります。(常にポケットWi-Fiを持ち歩くのならば、本体のみでも良いかも知れません。)
ポケトークを購入するなら公式サイトがお得
ポケトークはAmazon等のネットショッピングでも購入できますが、値段やアフターフォローのことを考えると公式サイトで購入するのが一番良いでしょう。また、公式サイトでは特典として「本体の保証延長プラン」を選ぶことができます。
ポケトークは生産台数が多くはないため、品切れ注意です。個人的にはテレビ等で取り上げられると大ヒットして品薄になる可能性があると考えています。興味がある人は、早めに入手しておいた方が良いでしょう。
【2018年11月追記】各種メディアで取り上げられたことによって、ポケトークの販売台数が大きく伸びています。欲しい人は価格高騰・品切れになる前に購入することをおすすめします。
また、公式サイトではポケトークお試しキャンペーンを期間限定で行っています(2018年11月21日(水)~12月23日(日)までの申し込み)。限定5,000台のため、ポケトークを購入しようか迷っている人は、早めにお試しキャンペーンに申し込んだ方が良いでしょう。
【公式サイト】POCKETALK(ポケトーク)
ポケトークを海外旅行中だけレンタルすることも可能
「それほど日常的に外国語は使用しないし、たまに行く海外旅行時だけ使用したいな」という人はレンタルを検討してみましょう。
海外旅行でレンタルするWi-Fiの値段に1日800円プラスするだけでポケトークが使用できるため、海外旅行の頻度が少ない人にとっては本体を購入するより節約になります。
【公式サイト】グローバルWiFi
最後に
ポケトークは「外国語が喋れることがアドバンテージでなくなる」そのような時代が近いうちに来ることを感じさせる機械でした。
まだまだ先のことかも知れませんが、IT技術の革新は速いですから一瞬で翻訳機が普及する可能性もあります。
「特技は外国語のみです」という人は今のうちに別のスキルを磨いておいた方が良いかも知れませんよ。
それでは!